私が何故一つの会社で30年以上勤める事が出来たか? 体験談を綴ります。
あくまでも私が思う事です。軽い気持ちで読んで下さい。
適当に選んだ会社
私がその会社を選んだのは、高校3年の秋でした。
就職すると決め、学校で求人票をめくっていると、週休二日制の会社を見つけました。
当時はまだ週休二日の会社は多くなかったのと、家から遠くないし、聞いたことのある名前という理由でそこを受ける事にしました。
会社の内容については自動車関係という以外、殆ど知りませんでした。
何とか採用され工場勤めが始まりました。
何となく想像していた通りの仕事で、別に楽しくもなく、社員達とも馴染めませんでした。
「給料をもらう為だからしょうがない。遊びに来てる訳じゃない。」
そんな風に考えていました。
何故長く勤めたのか?4つの理由
そんな私が何故30年以上も勤まったのでしょう?
大きな理由の一つに、①通勤時間が短かかったというのが挙げられます。
幸い私の通勤時間は片道30分以内でした。これは助かりました。
通勤時間というのは勤務時間と言ってもいいでしょう。
往復で2時間掛かるなら、会社で8時間勤務したとすると1日合計10時間拘束されている事になります。
これは辛い。家が遠くても遠距離手当というものは付きません。距離や通勤手段によって通勤費がその分沢山もらえるだけです。
それだけ通勤にお金が掛かるという事です。
車通勤なら走行距離があっという間に増えタイヤは減りオイル交換の頻度は早まり買い替えの時期が早く来ます。
電車やバスなどの交通機関なら靴の減りは著しいし、ストレスを抱える時間も長い。
朝早く起き、帰宅は遅くなる。長年続けるのは大変です。
②交代勤務や休日出勤が少なかったのも続いた理由の一つでしょう。
仕事を楽しいと感じるなら問題有りませんが、そうではない場合、夜勤や休日出勤は友人や家族との交流が少なくなってしまい、ストレスを溜める原因になります。
③仕事を任される事が楽しくなってきた
何年もいると徐々に仕事を任される様になります。周囲を仕切る様になってくると、役に立ってるという自己満足感で楽しい気分になる時がありました。
仕事する上での心構え
④仕事は60%程度の頑張り
私は普段60%程度の力量で仕事してました。
頑張れば出来るけど、そこまでやらない様にしていました。無理を続けると身体を痛めます。
身体の痛みなら治りも早いですが、心を痛めると治すのは大変です。
ここぞと言う時だけ頑張ればいいんです。
残業も嫌なら断ってもいいですが、査定には影響します。出来る所まではやりましょう。
私はこれを実践し続け、結果的に係長までは昇進しました。
同期の出世ランクでは中では中の下といったところでしょうか。
出世欲は有りませんでしたが、長くいるだけでここまで昇進はしました。
早く出世したいなら上司のお気に入りに
早く出世したいなら、上司のお気に入りになるのが一番です。
仕事はそこそこ、イエスマンとなり上司にゴマすりを頑張る方が遥かに効率的です。
上司は仕事の実力よりも、ゴマすりの実力の方を高評価する事が多いです。
他より能力が優れていても会社という組織では、出る杭は打たれる。という事も覚えておきましょう。
世の中には沢山の会社があります。自分に合わないと思ったら転職も考えましょう。
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