会社へ入るとよく耳にする”カイゼン”という言葉。
改善と書いたりしますが、海外でも”kaizen”という言葉で使われています。
日本で生まれた会社の改善活動が海外でも使われてるというわけです。
会社によってはカイゼンを月に何件かやりなさいと言った様に仕事としてノルマを課している所もあります。
ところが意外にもカイゼンの定義や本来の意味もよく分からないまま何となく先輩に教えてもらった事をカイゼンだと思ってる人が多いのが現状です。
カイゼンとは一体何でしょうか?
これは私が会社生活で学んだ事です。気楽に読んで頂けたら幸いです。
“カイゼン”の3つの定義
カイゼンの3つの定義とは、
①やり方を変えて無駄な所から手を抜く
②やり方を大きく変えない。継続出来る様に少しずつ変える。
③出来る範囲でやる。お金を掛けないで知恵を出す。
手を抜くと言う事は、
「結果が同じなら出来るだけ辛い仕事や難しい仕事を簡単にしましょう」と言う事です
例えばセロハンテープを1時間で1000枚貼るという行為があるとします。
この時にテープを手で持ってハサミで切りながら貼っています。
10年やってるベテランさんには何ら問題の無い作業です。
新人さんがやる事になりました。
どうしたらベテランさんの様に出来るでしょうか?
「切り口の形状に制約が無いなら市販のテープカッターを買ってきて使い易い場所に固定」
してみたら100%とまではいかなくてもそこそこ速く楽に作業出来ませんか?
この方法なら10年掛からなくてもベテランさんと同量の仕事をこなせる様になるでしょう。
テープカッターの出費も新人さんが残業する事を考えたら安い買い物です。
大切な事は、何とかしようと知恵を出す事です。
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