職場に外国人労働者が大勢いるが、上手くコミュニケーションが取れていないと感じている人も多いのではないのでしょうか?
ちょっとした勇気と方法が分かれば上手くコミュニケーションが取れる様になれます。
実際私が職場のリーダーとして10年以上外国人労働者と付き合ってきた経験から出た結論です。
これが全てでも正解でもないかも知れませんが、興味のある方はご一読下さい。
①外国人の母国語を勉強して使う
外国人労働者の中には日本語が上手な人もいればそうでない人もいます。
英語圏の方なら多少なりとも通じる所はありますが、そうでない地域の方も沢山います。
たとえ日本語が話せて普段の会話に困らなくても、日本人がその人の母国語で話しかけると嬉しい様です。
まずはおはようとかさようならの挨拶を覚えましょう。そんなに難しいものではないです。
母国語で挨拶が出来る様になったら今度は仕事に必要な単語を覚えて使う様にしましょう。
1から10までの数の数え方・上下・左右・前後・高い低い・熱い冷たい・大小などをまず覚えると指示を出す時などで役に立ちます。
後は良い悪いとか危険とか注意とかも覚えるといいと思います。
こちらも勉強になりますし、相手からするとこの人は私の母国語を勉強してくれてるという親近感を持ってくれます。
少しでもコミュニケーションが出来る様になれば仕事中の笑顔も多くなります。
②外国人の主催するイベントに参加する
職場の外国人とコミュニケーションが取れる様になると、バーベキューや誕生日会に誘われる事があります。
私が知る限りではそういったイベントに参加する日本人は少ないです。
私はむしろ喜んで参加していました。
誘った側も喜びますし、異文化を身近で感じられます。
彼らのバーベキューや誕生日会は日本のそれとはかなり違います。
嬉しい驚きの連続となります。これは参加してみない事には分かりません。
彼らの文化や考え方を知る良い機会です。行かない選択は勿体ないと考えます。
そうなると今度はこちらが彼らを招くという事もあります。文化の交流です。
そうする事でお互いの理解がより深まります。
③日本人と外国人を差別しない
これは多くの外国人労働者が実際に感じている事です。
私の職場で働いた外国人が「あなたは私達を平等に扱ってくれた」と言った事がありました。
何とか平等に扱おうとそれなりに努力はしていましたが、効果はあった様です。
世の中に平等というものがあるのか分かりませんが、少しでも気に掛けるとそうでないのでは人は分かるものです。
先述の言葉を覚えるというのもそういう事に繋がります。
④喜怒哀楽をハッキリ見せる
日本人同士なら言わなくても雰囲気とか空気を読むというのがありますが、外国人には伝わりにくい時があります。
褒める時は分かり易く褒めましょう。注意する時も少々大袈裟位で丁度いいと思います。
ただ注意する時はあまり大袈裟過ぎると手を出してくる外国人もいるので慎重さも必要です。私のいた職場でリーダーがちょっと注意したことで乱闘になった事がありました。普段のコミュニケーション不足がお互い不満を募らせこういった事態を引き起こした様です。
あまりくどくど言わずその場限りでスパッと終わりましょう。
口頭だけだなく身振り手振りを交えて話すと相手も分かり易い様です。
まとめ
外国人労働者と上手く付き合う必要は無いと感じている人も多少なりともいる様ですが、拒否してしまえばそれで終わりです。
相手に興味を持って懐に飛び込んでみる事で、今まで知らなかった世界が広がる事もあるというのを私自身が経験しました。
明日から一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。
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