シャワーホース交換手順まとめ CQ563B12とCQ563B12Kとの違いは?ホース交換時の注意点

日常生活で突然起きる水廻りのトラブル。

この手のトラブルは緊急に対処しなければならない事も多く、業者に頼んで高額の料金を支払う事も多い。

しかし、案外簡単に自分で出来る修理もあるのです。

実際私が対処した水漏れの修理方法をまとめてみました。

シャワーホースは案外簡単に交換できる

ある日洗面台を使用していると何やらビチャビチャと音がします。下の収納を開くと水浸しになっています。

水漏れを辿っていくとシャワーヘッドとホースの付け根から漏れているのが分かりました。

締め付けても全く治まりません。

シャワーヘッド自体かホースかどちらの原因かは分かりませんが、ホース側にゴム製のO-リングやパッキンが付いているので,こちらに原因があると考えました。

幸い購入時の取説が有ったのでホースの部品番号が分かりました。CQ563B12というものです。6,400円と書いてあります。

これさえ判ればあとはネットで注文するだけです。

ところが、この品番既に生産終了となっていました。

交換は意外と簡単

調べると後継モデルが有る事がわかりました。CQ563B12Kという品番です。

本当に同じものか半信半疑でしたが、購入する事にしました。値段は送料込みで約8,500円しました。

届いたものを見て?となりました。

後継モデルのホースの先端に四角い出っ張りが付いているのです。

シャワーホースCQ563B12とCQ563B12Kの違い

最初は成型時のゲート部の切り忘れかと思いましたが、これは最初からこの形状として造られている様です。

シャワーヘッドに密着する箇所にこの形状は・・・と思いましたが、取り敢えずこのまま取り付けてみる事にしました。

購入したホースに交換手順書が同封されているのでその通りにやれば問題は無いです。

用意するものはドライバー1本(マイナス形状)後は洗面器とタオル位で大丈夫です。

ドライバーはあまり小さいと水量調節弁(止水栓)を開閉する時にやりにくいと思うのである程度の大きさがある方が楽です。

あとは取説の通りに取り付けるだけ

シャワーホース交換手順書に沿って作業を進めます。

止水栓を開閉する際はドライバーを両手でしっかり押し付けながら回さないと空回りしたり外れて手をぶつけたりしますので注意が必要です。

ホースにワンタッチジョイントというものが付いており、赤いプラスチックで出来たスライダーというものを引き下げる(向きによっては引き上げる)と簡単にホースが外れます。

このワンタッチジョイントは外したホースに付いているので新しいホースへ付け替える必要があります。そんなに固く締まっておらず工具など使わなくても手で緩めて外す事が出来ます。

外したら新しいホースへ取り付けますがその時も手で締めれば充分です。

次にシャワーヘッドをシャワーホルダーにセットした状態で反時計回りに回すとヘッドがホースから外れます。

そしたらシャワーホルダーの下面にある穴にドライバーを挿し、てこの原理の様に手前にシャワーホースを押し出します。

これで古いシャワーホースを取り外す事が出来ます。

新しいホースに付属のOリング(パッキン)を取り付ける時はパッキンに水を付けてからするとやり易いです。

ホルダーの爪の位置に注意してホースを洗面台に入れます。

ホルダーとホースが洗面台に付いたらシャワーヘッドを取り付けますがあまり強く締め過ぎない様に注意します。

ヘッドが付いたらホースを途中まで抜きホースのよじれを取りヘッドが真下を向く位置でホルダーにセットしておきます。

あとはホースにワンタッチジョイントを締め込み止水栓に取り付け、ホースを水受けタンクに納めます。

ホースの取り付けは以上になります。

最後に水量の調整と水漏れの確認

水もお湯も止水栓を止めたので元の位置が分かりません。

私のやり方は給水栓のレバーをまず水のみにして全開の状態にしておきます。

そこから水の止水栓を少しずつドライバーで開けていき普段の勢いに水が出たら止めます。

お湯の止水栓も同じやり方で調整します。

注意すべきは必要以上に止水栓を開けない事です。

あとはシャワーヘッドの付け根やワンタッチジョイントから水漏れが無い事を確認すれば作業は完了です。

心配していた四角い突起物はどうやら必要なものだったみたいで、そこからの水漏れも勿論ありませんでした。

所要時間は1時間以内でした。

修理業者に頼めば恐らく2万円はいくと思います。

自分で出来る事は自分でして、浮いたお金を他の有意義な事に使いましょう。

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