実家にて退職を報告
実家に行き、会社を辞めた事を話す。
「そうか~、まあ暫くゆっくりしろ。」
怒ったり呆れたりするかと思ってたら、意外とあっさりしてる。
歳を取って丸くなったのかも。
ありがたいなぁと思いました。
若い時はさんざん迷惑かけて、何も返す事をせず今日まで過ごし,来たかと思ったら喜べない報告。
それを何も聞かず受け入れてくれた親というものの存在が、本当にありがたく感じました。
その時分かったのです。今自分が何をすべきか。
これは本当に今でしか出来ないことかも知れない。
それは、親孝行。
出来る限りの親孝行をしよう。
毎日の実家通いが始まりました。
就活しない日は実家で親孝行
就活しない日は出来る限り実家へ行く様になった私。
実家に行くようになって思う事は、「意外とやる事沢山あるなぁ」と言う事。
80歳を越えた両親、出来なくなってる事がいっぱいある。
まず車の運転が危なっかしくなってる。
昔は上手だったのに今は「ヤバいなぁ~」と思うレベルになってる。
近所へ買い物位なら何とか出来そうだが、隣町とかちょっと遠いのは無理なようだ。
車も10年以上前のもので、最近の衝突防止だとか最新機能などは全く装備されていないから余計に心配になる。
親に言わせると
「あと何年運転出来るか分からないから、今更新車を買うつもりはない」
ごもっともなご意見ではございますが、時々テレビで見る高齢者によるアクセルとブレーキの踏み間違いとか聞くと、他人事ではない気がします。
取り敢えず出来る限りお出掛けの際の運転手は私と言う事でお願いしたい。
住んでいる場所が田舎なので、バスや電車などが無く、車に頼らざるを得ない。
この状況は高齢者には厳しいものがあります。
あとは、畑の手伝い。
これも今まで全然手伝う事をやりませんでしたが、実際やってみるとこれが結構重労働で大変だって事が分かりました。
簡単そうにやってる耕運機も実際やってみると難しい。
時々暴れ牛の様に暴走したりします。
ちょっとやるだけで汗だくになってしまいます。
むしろよくその歳でこんな事が出来るなぁと感心しました。
今まで採れた野菜を当たり前の様にもらったり、必要以上にくれて迷惑に思ったりした事を反省しました。
会社を辞めて、失ったものも多いかも知れませんが、今まで気付かなかった色々なものが見える様になったと感じます。
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