退職後初めての面接に挑む事になった私。
その心構えと準備は?
清潔感・回答の予習・現地の下見
履歴書を提出して暫くすると、一次審査に合格したという連絡と、面接の日にちが載った封筒が届きました。
面接なんて何十年振りの事でしょう。何だかワクワクしてきます。
まずは散髪かな。こういうのは清潔感が一番大事でしょう。
50代後半ともなると、ただでさえ清潔感とか爽やかさとかスマートな立ち振る舞いなどというものから遠い立ち位置にいる気がします。
面接に受かる為には、出来る事は全てやって望む事が、相手に敬意を払う事になり、結果採用を勝ち取る最善の道に違いありません。
服装も出来る限り清潔感のあるシンプルなものを選択します。
あまりガチガチに固めてしまい、まるで七五三の様だと思われないようにはしておきます。
こんな事聞かれたらこう答えよう、こんな風に自己アピールしようなどと、事前にシミュレーションして、その場で言葉に詰まらない様にします。
遠いなら無理にする必要は無いと思いますが、出来る限り面接場所は事前に下見します。
家から車でどれ位かかるのか、途中で工事個所などで渋滞することがないかなどをチェックしておきます。
実際の面接は緊張とリラックス
ついに当日を迎えました。
万全の準備で臨む何十年振りの面接。緊張も楽しみましょう、と何度も自分に言い聞かせます。
コロナ対策でアクリル板の仕切りとマスクでの面接です。
担当の方と距離がある。質問がハッキリ聞き取れない感じ。
こちらもまあまあ声を張らないと聞こえないんじゃないかなと思い、普段より大きな声で受け答えする。
「どうしてここを希望しようと思いましたか?」よくありそうな質問。
用意しておいた回答で受け答えします。
「一緒に仕事する人達と上手くコミュニケーションが取れますか?」こんな質問されるんだ。
勿論大丈夫ですと答えます。
長年会社で何十人もの変人と仕事してきた経験が自信となっています。
その他にも幾つかの問答をしました。
「ではこれで終わりです。お疲れ様でした」
会場を後にする。あ~疲れたと思いつつ、まあまあ上手くいった手応えに満足しながら帰った。
数日後、面接先から封筒が届いた。
書面には、不採用。と書いてあった。
次行ってみよう。
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